経営者の集まりだとよくわかる悲しい現実を見ることができます。経営者同士でも思うこともありますし、社員の話をしていても出てきます。
「合う」「合わない」といった相性を深堀していくと、相性が悪いと以下の特徴がどんどん顕著にでてきちゃいます。コミュニティ等に所属していると優先順位の関係で、相手にそう見られることもありますし、自分がそう思われてしまうこともあると思います。
では、どういう状態になったらそう見えてしまうか。。。
- レスポンスが悪い
- 素直でない
- 時間をかけれない
- 確証バイアスを持っている
- 一貫性がない
があるのかなという話をよくします。では、上記が具体的にどのような状態なのかを説明していきたいと思います。
レスポンスが悪い
迅速なレスポンスは、ビジネスにおける信頼構築や関係の維持にとって非常に重要です。
例えば、クライアントからの質問にすぐに返信ができない場合、相手はその人に対する不安や不信感を抱きやすくなります。
また、依頼や提案に対する対応が遅れると、クライアントは他の迅速な対応をしてくれる人に依頼を変更してしまうこともあります。特に現在のビジネス環境では、スピードが求められるため、遅いレスポンスが致命的な結果を招くことがあります。ビジネスパートナーやクライアントとのコミュニケーションにおいて、迅速かつ丁寧な対応を心がけることは必須であり、これを怠ることで信頼を失い、長期的なビジネスチャンスを逃すことにつながるのです。
素直でない
成長や成功を目指すためには、他者からの意見やアドバイスを素直に受け入れる姿勢が必要不可欠です。稼げない人は、周囲からのアドバイスやフィードバックを素直に受け止められず、「自分のやり方が一番正しい」と固執する傾向があります。たとえば、上司や経験豊富な同僚が業務効率を上げるための提案をしても、「自分には関係ない」と流したり、「それは自分のやり方ではない」と拒んでしまうことがあります。この態度は、自分の成長を妨げるだけでなく、周囲からのサポートを失う要因にもなりかねません。素直さが欠けることで、自らのスキルアップやビジネスのチャンスを狭めてしまうのです。
時間をかけれない(優先順位)
ビジネスで成功を収めるには、一定の努力と時間が不可欠です。しかし、稼げない人は短期間での結果を求めすぎるあまり、必要な準備や計画に十分な時間を費やしません。すぐに結果が出ないとモチベーションが下がり、諦めてしまうケースも少なくありません。長期的な視野で地道に取り組む姿勢がなければ、大きな成功にはつながりにくいのです。
確証バイアスを持ってる
確証バイアスとは、自分が信じたい情報や意見だけを取り入れ、都合の悪いデータや意見を無視してしまうことを指します。
例えば、新しい商品やサービスを導入する際に、周囲の反対意見やリスクについてのデータがあるにもかかわらず、自分の「これは売れる」という信念だけで突き進んでしまう場合があります。
この偏った思考により、実際には売れ行きが悪く、会社に損害を与える可能性が高まります。確証バイアスにとらわれることで、自己評価が歪み、現実的な判断ができなくなってしまうため、オープンな視点を持ち、多面的に情報を収集し、客観的に判断することが大切です。
一貫性がない
稼げない人の特徴には、目標や行動に一貫性がないという点も挙げられます。
例えば、ビジネス戦略やプロジェクトの方向性を頻繁に変更することで、周囲がついていけなくなり、結果的に成果を出せないことが多くなります。
一貫性のない行動は、クライアントやビジネスパートナーからの信頼を失う原因となり、チーム内でも混乱を招きます。
例えば、1か月前に掲げた目標をすぐに変えてしまう、やり方をあれこれ変えすぎると、効果的な施策が検証できず、どれが成功の要因だったのかも分からなくなります。一貫性を持って粘り強く取り組むことで、成果が徐々に積み重なり、信頼を得ることができるのです。
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