みなさん、こんばんは。

先ずは、お忙しい中に本日も例会にご出席をいただきまして、本当にありがとうございます。いつも言いますけれども、災害から早くも2ヶ月が過ぎようとしています。そんな中、先日福岡ブロックアカデミーの事業が屋久島の地で行われました。当初行けないかもしれないと言われていた中で、当LOMからは5名のアカデミーメンバーに参加していただきました。JCには、行かないと感じることの出来ない経験というものがあります。そして、行ったからには色んな人に伝えていっていただきたいと思います。参加できなかったメンバーに対しても、そして会社のスタッフや家族に対しても伝えていくというのが、自分達のやるべきことだろうと思います。これは、アカデミーだけに限ったことではありません。これから行われる全国大会やその他各種事業においても、必ず何かを得て持ち帰るということを忘れないでいただきたいなと思います。

また、永野君が福岡ブロック協議会の副会長という立場で、頑張っています。担当の委員長が不在という状況の中、駆けずり回って新幹線誘致の事業を行っています。この姿というのは僕達の目からなかなか見えづらいものです。例えば、この例会の場などを利用して私の口から伝えていかなければ何をしているのか分からない、どういう行動をしているのかなという想いもあると思います。自分達の仲間が福岡ブロックという厳しい場所で頑張っているというのを、改めて認識をしていただきたいなと思います。外から見る目は内から見る目とは少し違って、違った目線でこの朝倉をまた違う形に変えていっていただけるのではないかと期待しています。

災害の話に戻っていきますと、思い返すと昨年の6月位に理事長としての所信を書きました。改めて振り返ると、自分が去年の段階で2017年度のことを考えながら書いていたことが思い起こされます。今は、永野次年度が2018年はこうなって、その先はこうなるというのを想像しながらこの自分の物語を書いていると思います。私は地域活性化に関しては、他団体と連携を図ってやっていかないといけない時代になっているんだよというのを書きました。地域には他の団体が複数ある中で、朝倉JCが引っ張ってこの地域を良いものにしていくのだというのをこの時に考えていました。また、防災意識の委員会に対しては、熊本の災害を受け、これから地震だったり暴風雨の災害が起きるかもしれない。しっかりと防災の対策を考えていかないと大変なことになるよと書いています。また、魅力発信に関しても、私達朝倉JCはここを一つのプラットフォームとして、いろんな団体と連携しながら、様々な情報の発信と受信を繰り返していかなければならないというのを書いています。今、振り返るともう少しこうしなければいけなかったかなという部分もありますけれども、その一方で時代というのはすごく速い流れで変わっていきます。

災害前と後では、状況ががらりと変わりました。変化を受け入れなければ、古いものをそのままやることになりますが、そうではなく時代に合わせて変化していくこと、それがJCではないかなと思います。JCのためだけのJCではなく、世間から求められるJC活動を自分達がやる。そして、それを地域に持ち帰る。地域で活躍できる人になるというのが、最終的に会員拡大にも繋がっていくものと考えます。これからの時期、次年度と本年度が錯綜する中、それら両輪を回していくことで、すばらしい朝倉地域に変えていきたいと思います。今日の例会を通じて、今後の防災意識をより高めていき、朝倉地域がより安心して住める地域となれるようにみんなで取り組んでいきたいと思います。

本日も長くなるかとは思いますが、最終最後までよろしくお願いします。

公益社団法人朝倉青年会議所
理事長 松本 龍彦